1980年代初頭のイングランド
街には失業率10%を超える300万人の失業者が溢れ、ナショナル・フロントが台頭
郊外労働者階級の若者たちを描いた、青春映画の新たな傑作『THIS IS ENGLAND』
1983年、サッチャー政権下のイギリス。フォークランド紛争で父親を亡くした10歳のショーン(トーマス・ターグーズ)は、ロンドン郊外で母親と二人で暮らしている。学校でダサいファションとからかわれたショーンは、喧嘩をして校長から大目玉。その帰路、スキンヘッドのグループがたむろしているところを通りかかると、リーダー格のウディ(ジョセフ・ギルガン)が、ショーンを傍らに座らせ話を聞いてくれる。彼らと仲良くなったショーンは、母親にスリムのジーンズを買ってもらい、ウディの彼女・ロル(ヴィッキー・マクルーア)に頭を剃ってもらう。ロルからシャツとサスペンダーをプレゼントされたショーンは、こうしてスキンヘッズの仲間となった。そんなある日、彼らのリーダーだったコンボ(スティーヴン・グラハム)が、刑務所から戻ってくる。コンボは、現在のイギリスの退廃の原因は移民のせいだと主張、パキスタン人を恐喝する。ウディやロルはコンボから離れていくが、ショーンはコンボと共にグループの一員となり、その中で自分の生きる道を見つけていく。
サッチャー政権下の1983年、イギリス。フォークランド紛争で父をなくしたいじめられっ子のショーンは、ふとしたことからスキンヘッズの不良たちとつるむようになる。彼らと同じようなファッションに身を包み、仲間との生活を楽しんでいた。しかしある日、彼らのリーダーだった男・コンボが刑務所から出所し、事態は一変する。コンボは次第にネオナチ的思想に染まり始め…。
1980年代初頭のイギリスを背景に、少年が仲間と出会い自らの生きる道を模索していくドラマ。「トゥエンティフォー・セブン」のシェ−ン・メドウズ監督の実体験を基に、当時の若者たちの姿を描く。出演は『Somers Town』のトーマス・ターグーズ、「スナッチ」のスティーヴン・グラハム、「ワンダーラスト」のヴィッキー・マクルーアなど。